この本から得た教訓:
ラクではないけど無理じゃない
ブログの開設からコンテンツの作成のコツや運用方法、続けるための心構えなど、いろいろな方向からブログを始めるノウハウを教えてくれます。
前回の記事でブログを始めると宣言しました。数件の記事を実際に書いてきましたが、Youtubeや先人のブログ記事などを読んで細切れの情報を自分なりにつなぎ合わせて進めてきました。
しかしながら、やはり体系的に学ぶことも必要だと考え、一冊の本を読んでみることにしました。
大きな流れを本で理解したうえで、枝葉の部分をネットの情報などで付けていけば、しっかりとした知識が得られるのではないかと思ったからです。
テクニックばかりだと本末転倒になりかねないですからね。
というわけで、タイトルに有る「アフィリエイトブログ入門講座」を手に取ってみました。
アマゾンの内容紹介
”アフィリエイトに興味はあるけど難しそう……そんな悩みを解決する1冊
ブログの始め方から収益化の方法まで、人気ブロガーが徹底解説!
初心者はもちろん、なかなか収益が伸びずに悩んでいる方も必見です!
楽に稼げる道はありません。
でも、諦めずに努力・研究を続ければ、必ず成果を出すことができます。
高額な情報商材は一切不要!本書を片手に今日から実践あるのみ!”
お二人の共著で、著者はプロブロガーの鈴木 太郎氏とブログやアフィリエイトで書籍や講演活動をされている染谷昌利氏です。
誰でも今すぐラクして稼げるというのは100%ウソ
Youtubeやブログなどでタイトルに書かれていることの多い文言です。あおってきます(笑)
ちょっと検索すると、月に1万円なら簡単ですとか、頑張れば誰でも5万円は稼げますなどといった記事や動画にたどり着きます。
確かにそのような記事を書かれている方は、才能があったり実績があったりしてそのような情報を出しているんだと思います。
しかし何もわからない初心者にいきなりそんなことが可能???
そうなんです。やっぱり普通はいきなり稼いだりすることは不可能なんです。
記事を読み進めていくと、ものすごく早い人で3ヶ月で収益化が出来ていますとか、普通は1年ぐらいかかりますとか、収益化には最低100本ぐらいの記事を毎日書き続ける必要がありますと相当にハードルの高い内容が書かれています。
そりゃそうです。そんなに簡単なら汗水垂らして働く必要も無いですし、なんなら全国民がブロガーになっちゃいます。
つまり、ブログで収入を得ていくにも相当の努力が必要ですということが最初に述べられています。
ブログで副業を始めることのメリットは、コスト面のリスクが低いこと
これにつきます。
例えば「ネットで物を売りましょう」となると、まずは品物の仕入れが必要です。
売れるまではそのお金は自分の出費です。
最近は安価にウェブサイトでお店が出せるサービスもありますが、実際に売るものは買う必要がありますよね。
また、小さいものならともかく、置き場所も必要になってきます。自宅の一画で保管できればいいですが、倉庫が必要になんてなると大変です。
これがアフィリエイトブログだと、レンタルサーバー代とドメイン取得代の約1万円(年間)で開始することが出来ます。
(パソコンとか通信手段は持っているとしてです)
なんなら無料のブログサービスを使えば、0円で開始することも出来ます。
ほかにもメリットはありますが、なんといっても始めるのにかかるコストが非常に少ないことが一番のメリットです。
この本で一番お勧めできる点は、実際のブロガーの経験談が差し込まれていること
それぞれの章をまたぐ際に、インタビューとして成功してきたブロガーさん達の経験談や、こうするべきといったコメントが入っています。
これらが非常になまなましく、なるほどと思わせるコメントになっています。
「本気で収益化を図ろうとするのなら、ブログをビジネスととらえて感情移入せずに作業する」
「流し読み、拾い読みでも伝わる記事にする」
「広告の選び方」
などなど、アフィリエイトを始める人には、とても役立つアドバイスが書かれています。
実際にブログを始める手順に関しても詳しく書かれています。
ブログを始めるにあたっては、はてなブログやAmebaブログなどの無料サービスで開始する方法もあります。
何よりアカウントさえとれば基本的に無料で開始できるところが最大の利点です。
じゃあなんで無料ブログで開始しなかったの?
確かに無料は非常に魅力的でした。
でも、カスタマイズ性に乏しかったり、最悪サービスが終了する可能性があるというのがネックでした。
また、この先どうなるかはわかりませんが、ほそぼそとでも継続していきたいとは思っていましたので、むしろ少ないながらも投資することで、
「せっかくお金を出したのだから、途中でやめるのはもったいないな」
としばりをつけておくのも自分には有効だと思ったことも理由の一つです。
この本では、ワードプレスという世界標準のブログ作成ソフトウェアを使って記事を書いていく方法を紹介してくれています。
また、作成した記事を公開するためのレンタルサーバーや独自ドメインの方法に関しても順を追って説明してくれています。
また、アマゾン、楽天やA8.netを使ったアフィリエイトの開始の方法に関しても画面写真入りで解説してくれています。
それぞれのサイトの最新の登録方法などは、変わっているもしくは変わっていく可能性がありますので、ちょっと違うなと思ったら最新の情報を検索する必要もあるかもしれません。
収益を増やすための記事の書き方
この部分はこの本の核の部分かもしれません。
精神論的な部分もあるかもしれませんが、毎日続けることの重要さを数字を使って説明してくれています。すぐに結果は出ないということを理解しておきましょう
また、「質の良い記事とはどういうものか」ということに関しても説明されています。
読者が検索するのは、何のためか?何が知りたいのか?を理解する必要があるのです。
これからブログを書いていこうとしている私たちは有名芸能人ではありませんし、肩書のある専門家でもないことがほとんどだと思います。
その人の淡々とした日常を読みたいとは思いませんよね。
気軽にブログを始めて、何となく記事を書き始めた私には大きな衝撃でした。
読みに来てくれた人の求めているもの、知りたいこと、悩みの解決方法が記事になっていることが大事なことです。
そのために、どんな人が自分のブログを読みに来てくれているかを想定することが必要だと教えてくれています。
ただし、最初はここまで考えての記事を書くのは非常にハードルが高いと思います。
まずはこまめに記事を書き続けていくことで、文章力と継続力をつけていきましょう。
アクセス数や収益を増やすための実践編
SEO対策 ブログを始めようとする人なら聞いたことのある言葉だと思います。
もちろん、記事の内容が一番大切ですが、どんなに優秀な記事であっても検索されてヒットしなければ読まれることはありません。
例えば皆さんがGoogleで検索した時、最初に出てきたページから情報を得ようとすると思います。
下の方までスクロールして10ページ目の記事を探したりする方はマレですよね。
出来るだけ検索順位を上げるための、タイトルに入れるキーワード、カテゴリー、パーマリンクの設定の仕方や効果的な画像の使い方などに関して書かれています。
本当に実践編ですね。
続けていくために本当に大事なこと
こちらも若干精神論的になりますが、結果が出なかったり、やる気がなくなってしまった時の考え方についても教えてくれています。
結果が出なかったらやる気も無くなってきますよね。
そんな時には、自分と同じようなカテゴリーやテーマを検索してみて、上位に来るものを読んでみることを勧められています。
その文章を自分の書いた文章と比べて「文章の書き方」「読書への提案方法」「SEO対策」などの観点からどう違うのかを確認してみることで改善点が見えてくると書かれています。
また、どうしてもしんどくなってきたときは一時休止も勧めています。やめるのではなく休憩です。
あまり長い期間休むとせっかくの継続力も弱ってきますし、文章力もカンが鈍ってくるかもしれません。なので、休み前に1週間、もしくは1か月みたいに期間を決めることがいいようです。
その休んでいる期間に、行ったことのない場所に出かけてみたり、本を読んだり、初めてのことに挑戦してみたりと自分に刺激を与えてみるのもいいみたいです。
根を詰めすぎてダウンしてしまっては元も子もありませんよね。
まとめ:アフィリエイトブログを開始するときに読むべき一冊
ブログを初めてやってみる、アフィリエイトに挑戦してみたいと考えた人にとても役に立つ1冊です。実績のある筆者が、実際の始め方、書き方、続け方まで詳しく解説してくれています。
その分、テクニカルな部分や発展的な部分に関しては記述が少ないですが、最初の一歩として非常に役に立ちました。
私がブログを始めた後に読んだので、パーマリンクを日本語のままで始めていたり、日記みたいな記事を書いていたりといった、最初のつまづきに気づかせていただきました。
これらを修正して継続していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
【アフィリエイトブログ入門講座】
目次
■はじめに
■第1章 アフィリエイトブログの基礎について知ろう!
■第2章 ブログを始める前にするべきことと心構え
■第3章 実際にブログをはじめてみよう
■第4章 ブログのアクセスや収益を増やす
■第5章 結果が出ない、やる気がなくなった時
■第6章 僕がブログを通して得たものと注意点
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