こんにちは、Kei750です。
暖かくなったり、急に寒くなったりと、外出の際の着ていくものに困ってしまいますよね。
体調を崩さないようにお気をつけください。
急な変化といえば、S&P500が乱高下してますね。
一日あたりの変動も大きい上に、ここ1,2週間ぐらいの間に指数で200ぐらい下がってきています。
積み立てで購入している方は3月分が安く買えますよ!
今月も成長枠、つみたて枠共に買います。
遠くを見据えて「バイ・アンド・ホールド」でいきましょう。
さて今日の本題です。
トランプ大統領がカナダとメキシコへの関税を発動
トランプさんが3/4からカナダとメキシコからの輸入に対して、新たに関税をかけました。
更に中国には今の倍の関税に引き上げたとのことです。
カナダとメキシコからの輸入品は25%となり、中国からの輸入品は20%になります。
選挙中から公言していたことですが、実際に開始されると実経済や株式取引に大きな影響を与えていますね。
カナダや中国からの報復関税も行われるようで、より一層経済が混乱しそうです。
特に自動車関係に大きなインパクトがあるようで、日本も他人事ではありませんね。
株価への影響は?
市場のボラティリティの増加
実際に我々投資家に対する影響として一番大きなものは、株価が不安定になるというものでしょうか。
実際、今年に入ってからのS&P500は上がったり下がったりを繰り返しながら停滞しています。
トランプ大統領の発言がいつも突然というのも振り回されがちになる理由だと思います。
企業利益の圧迫
もう1つは米国企業の生産コストが上がることで利益率が圧迫され、株価への悪影響が出るかもしれないということです。
前回のトランプ大統領就任時の関税引き上げ時(対中国)、消費財のように輸入に依存する企業は関税分のコストが掛かり、利益が下がりますし、米国内でも価格が上がるため、買い控えが起こり景気が悪くなります。
また、報復関税により輸出依存度が高い企業はそもそも売れにくくなります。
したがっていずれの企業も利益が下がることが考えられます。
金融政策への影響
上記はいずれも景気後退への影響が考えられますが、景気が悪くなれば金利が下げられる可能性があります。
金利が下がるということだけを考えれば、株価への影響はポジティブになる可能性が高いです。
ただし、円高に進むことになれば、その効果は帳消しになってしまいますので、S&P500のようなドル建ての株への効果は限定的かもしれません。
いずれにせよ、これらの関税を盾に取り、米国に有利な条件を引き出すような話し合いが行われることが予想されます。
一般消費者としては
一般の消費者の立場からすると、日本からの輸出品が売れなくなり、国内企業の業績悪化が懸念されます。
せっかく徐々にとはいえ、給与が上昇傾向になり始めているのに、水を差すような結果になってほしくはないですね。
また、他の国と同様に報復関税のようなものをかけることになれば、ただでさえ円安で輸入品が上がっているところにダブルパンチになってしまいます。
日本がそこまで強気な外交を行えるとはあまり思えませんが、米国の言いなりになってしまうのも問題がありますね。
まとめ:我々に出来ることは少ない
このような大きな流れの変化がありますが、我々個人が出来ることは殆どないと言ってもいいのではないでしょうか?
今まで通り分散投資を継続し、適度な節約を行って生活コストを下げておくことが大事です。
「バイ・アンド・ホールド」を継続していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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