【S&P500】AI脅威論に揺れる市場で航路を守る【インデックス投資】

S&P500

こんにちは、Kei750です。

このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
悪戦苦闘しながら投資や副業に取り組む過程や、それらに関連する書籍やガジェットを紹介、発信しています。
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昨日の米国株式市場は、-1.57%と大きく下げを見せましたね。

下のチャートは5日間スパン。
落ちてはいるものの、5日前に戻った程度です。
あわてないあわてない。

Trading Viewより引用

そうは言っても、口座の金額を見るとドキドキでしてしまいますよね。
ですから狼狽して売ったりしないように、まずは落ち着いて原因を確認して、初心を思い返しましょう。

「AIの地雷原」と化したマーケットの現状

ここ数日のマーケットは、専門家の発言によると、「AIの地雷原」を歩いているような緊張感に包まれていると表現されています。

ヒートマップを見ると真っ赤っ赤ですね。
なんとか耐えているのは、非耐久消費財とヘルスケアぐらいでしょうか。

Trading Viewより引用

先日までニュートラルだったFear&Greed IndexもFear側に傾きました。

これは、いままで相場を強力に牽引してきたAI(人工知能)への期待が、一転して「既存のビジネスモデルを破壊する脅威」として牙を剥き、ハイテク株から物流、不動産、保険といった旧来のセクターまでを幅広く揺さぶっているようです。

以前も書きましたが、「AIだ〜、すごいぞ〜、儲かるぞ〜っ」て言いながら、実際にそのAIが効果を発揮しだしたら、「やっべ仕事無くなるんじゃね?」とか「今まで儲かってた会社が凹むんじゃね?」なんて慌てだすのってどうなんでしょうね。

よく市場は織り込み済みとか言いますが、賢くないところもあるよね?って思います。

それでも、実際に米国の株価が急落し、リスク回避の動きが強まる状況を目の当たりにすると、不安を感じる投資家の方も多いのではないでしょうか。

高市政権の「円安シナリオ」を覆したグローバルなリスクオフ

今回の市場の動きで特に注目すべきは、為替相場の反応です。

当初、衆議院選挙での自民党勝利、とりわけ高市政権の積極財政姿勢への期待から、偉い評論家さんは、さらなる円安進行を予想していました。

しかし、蓋を開けてみれば円相場は152円台へと「円高方向」に振れています。

高市政権の誕生と積極財政は選挙前から市場に予想されていましたが、選挙結果が判明したことで「材料出尽くし」となり、むしろ選挙後の円売りポジションを解消する動きが出たことが考えられます。

また、自民党の圧勝による「日本市場への信頼(安全通貨としての円)」が再評価された側面が大きいかもしれません。

もちろん、「責任ある積極財政」の「責任ある」のところをしっかりと片山大臣らが説明しているところも大きいのでは無いでしょうか。
無秩序に国債発行したり、お金刷りませんよと。

更に追い打ちをかけるように、米国のハイテク株安をきっかけとした世界的なリスクオフ(投資家がリスクを避ける動き)により、安全資産とされる債券に資金が流れ、日米の金利差が縮小したことも要因の一つとして考えられます。

国内の政治シナリオに加え、グローバルなAI不透明感による「円の買い戻し」が勝った形と言えるでしょう。

旧来型産業を直撃する「AI脅威論」の正体

足元の米欧株式市場では、AI企業が発表した新たな物流プラットフォームが「既存産業の中抜き」を予感させ、物流大手の株価が1日で15%以上も急落するといった事態が起きています。

おっさん
おっさん

ちなみに、この企業はAI企業「アルゴリズム・ホールディングス」という会社で、もともとカラオケ製品を販売する「ザ・シンギング・マシン・カンパニー」として事業を展開していたそうですが、2024年にAI企業へと事業転換しました。

1年でカラオケ製品の販売から市場を揺るがすAI企業に転身って凄いですね。

こうした「AI脅威論」は、ソフトウェア分野から始まり、今や実体経済のあらゆるセクターへと波及しています。

しかし、これは特定の産業がAIという破壊的技術に適応する過程で生じる、歴史的な「産みの苦しみ」でもあります。

短期的なパニックは、往々にしてリスクを過大評価する傾向があることも忘れてはなりません。

指数の「自己代謝機能」こそが投資家の盾となる

こうした不確実な局面で、なぜ私たちがインデックス投資を信条とすべきなのか。

それは、指数(インデックス)自体が「負け組を自動で排除し、勝ち組を新たに取り込む」という、優れた自己代謝機能を備えているからです。

仮に現在の既存企業がAIに敗れたとしても、代わって覇権を握る「未来の勝者」が、いずれ指数の構成銘柄として組み込まれていきます。

一時的に下がったとしても、すぐに取り返してきます。

個別の「負け組探し」に神経をすり減らす必要がないことこそ、忙しいビジネスマンにとってインデックス投資が最強のツールである理由です。

まとめ:「仕組み」に任せて航路を守る

今回の円高や株安は、長期的な資産形成のプロセスにおけるよくある出来事です。

今夜発表される米CPI(消費者物価指数)の内容次第では、さらなるボラティリティが生じる可能性もありますが、一喜一憂は禁物です。

投資も「積立」というシステムに任せ、私たちは本業や自己研鑽に集中しましょう。

これくらいの株価の変動が鳥のさえずりに聞こえてくるようになれば、気づけば資産が増えているという結果が得られるはずです。

嵐の夜に船を降りるのではなく、目的地を見据えて航路を守り続けましょう。

つまり「バイ・アンド・ホールド」ですよ。

今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。

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