こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
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今回は、貴金属の市場に関して調べてみたいと思います。
みなさんもご存知の通り、金の価格が右肩上がりに上昇中ですので、気になっている方も多いのではないでしょうか?
実は金だけでは無く、銀、銅、プラチナなど、他の貴金属に関してもかなりの上昇を見せています。(銅はボラティリティーが大きいですね。)

日頃は投資信託などの話題が中心ですが、最近は貴金属(コモディティ)市場が非常に興味深い動きを見せています。
特に、私たちの生活や投資環境を激変させているAI技術を支える「物理的な基盤」として、金、銀、銅といった金属が改めて注目されています。
今回は、技術的な側面からこれらの金属の役割を紐解き、投資家としてどう向き合うべきかを考えてみましょう。

記録的な高値を更新する銀とAI需要の背景
2025年12月26日、銀価格は1オンス78.65ドルという過去最高値を記録しました。
過去1年間の上昇率は146%を超え、1979年以来の記録的な伸びを見せています。
この背景には、米国の利下げ見通しや供給制約に加え、AIデータセンター向け需要の急増があるそうです。
銀は単なる資産保存の手段ではなく、デジタル社会の心臓部を動かすための戦略的物資としての側面が強まっており、多くの投資家がその価値に注目し始めています。
電力効率の銀とインフラを支える銅の使い分け
なんとなくですが、電子機器の基盤に使われる貴金属というと銅を思い浮かべませんか?
その上で更に重要な部分には金を使っているというイメージが有りました。
正直、銀の重要性がデータサーバーにあるとは思っていませんでした。
実は銀はAIサーバーにおいて非常に重要な役割を果たしています。
AIサーバーは膨大な電力を消費し、凄まじい熱を発生させることはご存知のことだと思います。
ここで活躍するのが銀です。銀は地球上で最高の電気伝導率(100%)と熱伝導率を誇り、電力損失を最小限に抑え、放熱効率を上げる「電力効率のブースター」として接点メッキなどに使われているそうです。すみません、理系だった(過去形!)のに知りませんでした。
一方、銅は銀に次ぐ導電性を持ちながらもコストが安いため、データセンターの「血管」として、建物全体の太いケーブルや基板の配線など、大量に使用される場所でインフラを支えています。
金、銀、銅の主な性能の比較を載せておきます。

金がよく音響機器のコネクターに使われているのは、電気伝導率が高いというよりは、錆びにくいことの方が重視されているからなのですね。
信頼性の守護神である金と市場のボラティリティ
一方で、金は銀や銅ほどの導電性はありませんが、酸化しない(サビない)という圧倒的な化学的安定性を持っています。
数年間にわたりメンテナンスなしで稼働し続けるデータセンターにおいて、接続不良は致命的です。そのため、金は「信頼性の守護神」として、チップ内部の微細な配線やコネクタ端子に不可欠です。
また、金は銀に比べると、価格変動が小さく下落リスクが比較的少ないという側面もあります。
したがって、資産としての安定性では、依然として希少性の高い金に分があるというのが専門家の見方です。
まとめ:技術の進化と投資スタンスの維持
AIという現在の市場におけるメインストリームにおいて、銀、銅、金はそれぞれ「性能」「量」「信頼性」という役割を分担し、最強の導電トリオとして社会を支えています。
また、投資対象として希少価値のある金は、依然として地政学リスクを下げるための「有事の金」として価値があります。
特定の金属の急騰は目を引きますが、技術的な背景を理解し、短期的な価格変動に一喜一憂せずにポートフォリオを維持し続けましょう。
市場の熱狂を冷静に見つめつつ、私たちは淡々と自分の航路を守ることが重要です。
ちなみに、S&P500の中には産金企業(貴金属の採掘精錬企業)も含まれていますので、直接的ではないものの、金価格が上がれば、その企業の価値もあがります。
それでは引き続き「バイ・アンド・ホールド」を維持していきましょう。
今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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