こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
悪戦苦闘しながら投資や副業に取り組む過程や、それらに関連する書籍やガジェットを紹介、発信しています。
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最強寒波が来ていますね。
我が家のアレクサも今朝の気温を-2℃と報告してくれました。
関西でも氷点下2℃ですか。寒い寒い。
大雪で苦労されている雪国の方、くれぐれも除雪や雪下ろしで怪我などなされないよう、お気をつけください。
さて、Newsとしては少し古くなってしまったかもしれませんが、今回はアップルとグーグルのAIに関するお話をしたいと思います。
2026年1月12日、テクノロジー業界だけでなく投資界隈にも大きなニュースが飛び込んできました。
それは、アップルが自社のAI基盤「Apple Intelligence」および音声アシスタント「Siri」の核となる技術に、競合であるグーグルの生成AI「Gemini」を採用したという発表です。
長年、ハードウェアとソフトウェアの「自前主義」で頂点に君臨してきたアップルが、知能の中枢を外部に委ねたこの決定は、投資家にとっても大きな意味を持ちます。
「Apple Intelligence」の現状とアップルが下したリアリズム
アップルはこれまで、プライバシー保護の観点から「デバイス内処理(オンデバイス)」にこだわり、独自のAIモデルを開発してきました。
しかし、急速に進化する生成AIの波に対し、自社開発だけでは「賢さ」や「利便性」で遅れをとるという課題に直面していたようです。
特に、複数アプリを横断して操作する「次世代Siri」の開発難航や、AI人材の流出といった内部的な壁が、今回の決断の背景にあると見られています。
当ブログでも過去にアップルの人材流出の話題を記事にしています。
一方で、ブラウザの覇権争いでは、アップルとグーグルは激しい戦いもしています。
そんな両社ですが、今回の提携では、アップルが自社の限界を認め、顧客体験の質を維持するために冷徹なまでの現実主義を選んだ結果と言えます。
投資家の視点から見れば、これはプライドよりも「製品の競争力」を優先した合理的な経営判断と評価できます。
iPhoneという強力なハードウェアを維持するためには、もはや自社製AIにこだわる余裕がなかったのかもしれません。
知能インフラの覇者としてのグーグルの存在感
一方で、この提携で最も大きな勝利を収めたのはグーグル(Alphabet)でしょう。
世界に約22億台あると言われるアップルのデバイスに、自社のAI「Gemini」が搭載されることは、圧倒的な流通チャネルを確保したことを意味します。
これまでグーグルは、iPhoneのデフォルト検索エンジンの座を守るためにアップルへ多額の対価(200億ドル!)を支払ってきましたが、今回のAI提携では逆にアップルから年間約10億ドル規模のライセンス料を受け取る立場になると報じられています。
グーグルは単なる「検索企業」から、他社のOSの中枢を担う「知能インフラ企業」へとその姿を変えつつあるようです。
一方で、Chat GPTの開発元であるOpen AIがどのような手を打ってくるかが興味深いところです。
これまでAIといえば、Chat GPTというぐらいの認知度でしたが、Gemini3が出てきてからは、技術的にもグーグルが上回り始めています。
また、資金力と言う意味でも、Open AIは巨額の赤字を抱えるスタートアップ企業です。
インデックス投資において、Alphabetの比率を維持することの重要性が改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。
まぁ、この配分を自動やってくれているのがインデックス投資の強みですね。
デバイスとクラウド、どちらが勝者になるのか
今回の提携により、ユーザーは2026年春以降、劇的に進化したSiriを体験できる見込みです。
グーグルの強力なAIモデルと、アップルの「Private Cloud Compute」による高いプライバシー保護が融合することで、利便性と安全性が両立されることになります。
実際、アップルとグーグルは以下のような契約を結んでいるようです。
- Apple Intelligenceは引き続きAppleデバイスおよびPrivate Cloud Compute上で動作する。
- Appleの業界最高水準のプライバシー基準は維持される。
どこまで信用できるのかはわかりませんが、個人情報がだだ漏れになることは暑程度は防げそうです。
しかし、ここで投資家が考えるべきは「スマホの差別化」の行方です。
もしOSの知能部分が共通化されていくのであれば、「AIを別にしても欲しいデバイスはどれか」という、ブランド力やエコシステム全体の使い勝手が再び問われることになります。
アップルにとっては依存のリスクを抱えつつも、MacやApple Watchを含めた強固な連携で顧客を囲い込み続ける戦略がより重要になるでしょう。
まとめ:激変するAI市場とインデックス投資の強み
今回のアップルとグーグルの提携は、テクノロジーの進化が我々の想像を超えるスピードで進んでおり、巨大企業であっても一社で全てを完結させることが困難な時代になったことを象徴しています。
アップルがAIという最重要分野でグーグルの力を借りたことは、個別の企業が抱える「イノベーションの限界」というリスクを浮き彫りにしました。
しかし、私たちインデックス投資家にとって、このニュースを過度に恐れる必要はありません。
なぜなら、S&P500を保有していれば、アップルのブランド力も、グーグルのAIインフラも、両方の成長を同時に取り込むことができるからです。
最強です。

個別の企業がどのような提携を結ぼうとも、市場全体の価値が向上する限り、私たちの資産は守られ、成長し続けます。
今後も特定のニュースに振り回されることなく、市場全体への分散投資を淡々と継続していきましょう。
それが、激動の時代における最も賢明な投資戦略なのです。
つまり「バイ・アンド・ホールド」です。
今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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