こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
悪戦苦闘しながら投資や副業に取り組む過程や、それらに関連する書籍やガジェットを紹介、発信しています。
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2日連続で大きく円高に振れました。
1/28朝の時点で、152円前半にまで上がっています。

昨日に続いて、今日もS&P500は大き下げているのかな〜と思いながらeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の価格を見たところ、意外なことに上がっています。
基準価格で、39,248円。40,000円には届きませんが、少し回復しています。
それもそのはず、元となるS&P500は、先日のグリーンランドの問題からグイグイ回復しています。

日米両方からの為替への介入が噂されていますが、積立投資はほったらかしにして普段の生活に没頭しましょう。
さて、今日はTACO「Trump Always Chickens Out(トランプはいつも尻込みする)」トレードについて、Bloombergに面白い記事がでていたので、取り上げてみたいと思います。
年明けからニュースフィードはトランプ大統領の関税発言で慌ただしくなっています。
最近では「グリーンランド」や「韓国」といったキーワードと共に、関税25%や100%といった数字が踊り、マーケットが一喜一憂する場面が目立っています。
こうしたニュースを目にするたび、「自分の積み立て投資はこのままで大丈夫だろうか?」と、ふと不安がよぎる方も多いのではないでしょうか。
今回は、今ウォール街で話題の「TACO」という言葉を見ながら、私たち長期インデックス投資家がこうしたノイズとどう向き合うべきか、冷静に考えてみたいと思います。
「TACO」という市場の合言葉
今、金融界のプロたちの間で合言葉になっているのが「TACO(タコ)トレード」です。
これはメキシコ料理のことではなく、「Trump Always Chickens Out(トランプはいつも尻込みする)」の頭文字を取った略称です。
大統領がSNSや会見で過激な関税の脅しをかけ、株価が下がったところで買いを入れ、数日後に彼が態度を軟化させて株価が戻ったところで利益を得る。
そんなパターン化した取引が「TACOトレード」と言われて、流行しています。
実際にブルームバーグ・エコノミクスの最新の検証データによると、2024年11月からこれまでにトランプさんが発した49件の関税警告のうち、全面的に実行されたのはわずか4分の1程度。
約半数は撤回されたり、発動されないままになっています。
市場はすでに、彼の発言を「実効性のある政策」としてではなく、「交渉を有利に進めるためのブラフ(脅し)」として処理し始めているのです。
短期的なノイズが投資家を惑わす理由
そうは言っても、さすがにアメリカ大統領の発言というのは、重みが大きいです。
なぜなら、関税が実際に発動されれば輸入コストの上昇を招き、インフレや経済成長の鈍化につながるという理屈があるからです。
しかし、これまでの経緯を見ると、トランプ氏は「わざとばかげたほど高い数字」を提示して相手を揺さぶり、自らの「勝利」を演出したところで矛を収めるという手法を好んで使っていますし、実際に「これは交渉というものだ」と発言しています。
投資家にとって恐ろしいのは、この「いつものプロレス」に巻き込まれて、本来の投資軸を失ってしまうことです。
ある投資戦略では空売りを組み合わせることで12%のリターンを上げた例もありますが、一方で、ただ保有を続けていただけのポートフォリオは激しい値動きの中でも「ほぼ横ばい」を維持しました。
つまり、何もしなかった投資家は、損もしていなければ、余計な手数料やストレスを支払うこともなかったのです。
「おおかみ少年」のリスクと長期投資の優位性
一方で、こうした「TACOトレード」がいつまでも通用するとは限りません。
市場の専門家たちは、いつか「おおかみ少年」のシナリオ、つまり脅しが現実のものとなる瞬間を警戒しています。
もし本当に大規模な関税が強行されれば、押し目買いをしていた投資家は大きな痛手を負うことになります。
しかし、私たち長期インデックス投資家の視点は異なります。
私たちの投資対象は「一時の政治的な駆け引き」ではなく、「世界経済の長期的な成長」そのものです。
仮に関税が一時的に発動され、経済にブレーキがかかったとしても、それは数十年というスパンで見れば一つの通過点に過ぎません。
短期的なリバウンドを狙って右往左往するトレードは、いわば「時限爆弾のスイッチ」がいつ入るか怯えながら右往左往しているようなものです。
爆発した時に、「うわぁ、今回は失敗したなぁ」で済むなら構いませんが、取り返しのつかない惨状になってしまってはどうしようもありません。
まとめ:航路を守り続けるために
結論として、トランプ氏の関税発言は、インデックス投資家にとっては「聞き流すべきBGM」でしかありません。
4分の1しか実行されない脅しに一喜一憂し、大切な資産の配分を動かすのは、あまりに効率が悪いと言わざるを得ません。
検証データが示している通り、関税の脅しは昨年末にかけて勢いを失っており、世論の動向によっては今後さらにトーンダウンする可能性もあります。
投資で最も大切なのは、こうした「TACO」のような流行の言葉に踊らされることではなく、自分が決めた航路を守り(Stay the Course)、淡々と積み立てを継続することです。
機関投資家のように、短期間での成果が求められるのならともかく、余剰資金で投資をしているはずの我々があわてて売買する必要はありません。
ニュースの見出しがどれほど刺激的であっても、あなたの投資信託の保有残高は、世界の企業の活動と人々の消費によって支えられています。
今夜も、マーケットの騒音を窓の外に放り投げ、ゆっくりと読書でも楽しむことにしましょう。
皆さんの資産形成が、穏やかで実りあるものであることを願っています。
要するに「バイ・アンド・ホールド」ですよ。
今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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