こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
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おはようございます。
天気予報によると、今週はかなり暖かい日が続きそうです。
私も含めて、花粉の影響を受けている方はより一層の準備が必要となりますが、春ももうすぐですね。
とは言え、穏やかな天候とは裏腹に、中東での紛争は収まる気配を見せません。
本当は見ないほうがいいんですが、証券会社の口座を見て凹んでいる方もいるかもしれません。
しかし気にしないようにしましょう。
そんな方にも元気が与えられるよう、今回も引き続き中東情勢に関して調べたいと思います。
ホルムズ海峡が世界のエネルギーを揺さぶっている
2026年3月16日現在、北海ブレント原油は1バレル106ドル前後で推移しており、過去2週間で40%以上上昇しました。
米軍がイランの主要原油輸出拠点であるカーグ島の軍事施設を攻撃したことで、中東情勢はさらに複雑な局面に入っています。
ホルムズ海峡は事実上の封鎖が続いており、国際エネルギー機関(IEA)は「世界の石油市場史上最大の供給混乱」と表現しました。
この言葉が示すように、今回の事態は過去に例のないエネルギー危機です。

カーグ島っていうのは、ペルシャ湾奥のイラン本土から25kmほど離れた小さな島で、日本で言うと神奈川の江の島ぐらいの大きさです。
一方でイランの原油輸出の90%を担うという超重要な拠点です。
地理的な場所で言うと、下の地図のような場所です。

何が起きているのか——今週の主な動き
カーグ島への攻撃はエネルギー施設ではなく軍事拠点を対象としており、イランは現時点で輸出を継続していると報じています。
しかしイランは、もしエネルギー施設が攻撃されれば、中東の米国関連施設への報復を警告しています。
カーグ島の輸出関連施設が破壊された場合、戦争が集結しても原油の輸出に大きな影響が残りますし、イランとしても輸出が大きく制限されることになるので、いわゆる「一線を超える」といった表現が使われることになります。
UAE・フジャイラ港がドローン攻撃を受けて一時停止したものの、15日に操業を再開しました。
IEAは過去最大規模の石油備蓄放出を決定し、アジア向けは16日から即時供給開始としています。
外交面では、トランプ大統領が複数国に艦船派遣を呼びかけましたが、日本の自民党・小林政調会長は自衛隊派遣について「非常にハードルが高い」と述べており、19日の日米首脳会談でも慎重な議論が続く見通しです。
中央銀行への波及——インフレと利上げリスク
今週はFRB・ECB・英中銀・日銀など21の中央銀行が政策会合を予定しています。
いずれも今週は政策金利を据え置く見通しですが、注目すべきはその先です。欧州では市場が年内の利上げを織り込み始めており、スタグフレーション(物価高と景気停滞の共存)への警戒が強まっています。
日本では消費者物価が日銀目標の2%を4年連続で上回っており、4月会合での利上げ可能性が排除されていません。
FRBは依然として年内緩和の方向を維持していますが、その時期やペースに不透明感が増しています。
米国の中間選挙に向けて、トランプさんも尻に火がついているという状況なので、何をしてくるかわからないといった不透明感も気になります。

長期インデックス投資家はどう考えるべきか
さて、いつも言っていますが、こうした局面で重要なのは、短期的な価格変動に左右されず、長期の視点を保つことです。
原油価格の急騰は確かに企業コストや家計負担に影響を与えますが、過去の地政学的危機を振り返ると、S&P500やオールカントリー(全世界株式)インデックスは時間をかけて回復してきた実績があります。

過去の5つの大きな戦争における平均下落率は6%、平均回復日数は28日、紛争から1年後の情報確率は70%となっており、インデックス投資を手放して現金で持っておく事はリスクが高い対応となります。
| ソ連のアフガン侵攻 | 1979年12月 | -7%程度 | 数ヶ月 |
| 湾岸戦争(イラクのクウェート侵攻) | 1990年8月 | -15.9% | 数ヶ月 |
| 9.11テロ・アフガン戦争 | 2001年9月 | -11%(1週) | 約1ヶ月 |
| イラク戦争 | 2003年3月 | +上昇 | 開戦後上昇 |
| ロシア・ウクライナ侵攻 | 2022年2月 | -7.4% | 数週間 |
確かに短期的にはエネルギー関連株は上がるかもしれませんが、エネルギー関連株だけを追いかけて個別銘柄に集中させることは、リスクの偏りにつながります。
インデックスファンドはエネルギーセクターも含めた分散投資であるため、特定セクターへの過度な依存を避けながら、経済全体の成長を取り込む設計になっています。
今は慌てて動くタイミングではなく、定期的な積み立て投資を粛々と継続する局面です。
まとめ——不確実性の中で「続ける」ことが資産を守る
中東情勢の先行きは、現時点では誰にも正確には読めません。
戦闘収束の兆しは乏しく、ホルムズ海峡の再開時期も不透明です。
ただ、長期投資家にとって重要なのは「いつ情勢が落ち着くか」の予測ではなく、「不確実な時期にも淡々と積み立てを続けられるか」という行動習慣です。
今週も原油高騰や中銀の動向を冷静に把握しながら、S&P500やオールカントリーへの積み立てという自分の軸を維持しましょう。
市場のノイズに振り回されないことが、長期的な資産形成において最も大切な姿勢です。
要するに「バイ・アンド・ホールド」です。
今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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