さて、マネックス証券に新NISA口座を作ったものの、その後に調べて見たところ、SBI証券とか楽天証券だと特定口座での売買時に手数料がかからない、ということがわかりました。
もちろん新NISA口座に積み立てていくだけならば、マネックス証券でもなんの問題も無いのですが、
やはり個別株もやってみたいなぁという誘惑も避けがたいですよね。優待株とかで、たまにお楽しみがあってもいいですしね。
純粋な老後資産の確保という意味では、よく言われるようにインデックス投信に積み立てて、ほったらかしにする、なんならパスワードも忘れてしまえぐらいの方がいいのかもしれませんが、やっぱり色気が出ちゃいました。
そういうわけで、新NISA口座における金融機関変更というのを行いました。
まず元の金融機関(ここではマネックス証券)に連絡をし、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」というものをもらわないといけません。ここで1つ目の失敗。
Webで簡単に済むと思いきや、郵送で書類を送る必要がありました。このご時世に、依頼するだけなのに郵送しないといけないなんて、、、。時間もコストもかかりますが、手続きを面倒にするためにわざと面倒な手順にしているのかもしれません。
具体的には、ホームページのお客様サポート → お問い合わせ → 入力フォームから質問 とたどっていき、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」をください、と送る必要があります。
そうすると書類を送りますというメールが来るので、郵送で送られてくるその書類を受け取り、必要事項を記入して更に郵送し、その後、再度郵送されてくる書類を受け取る、といった煩わしい流れになります。
その書類を受け取ると、今度は新しい証券会社での手続きになります。
新しい証券会社で、新NISA口座の開設や乗り換えといったリンクをたどっていくと、マイナンバーカードの登録や、元の証券会社から受け取った書類の番号の入力を促されるので、それに従えば手続きは終了です。出ていくのと違って入ってくるのは簡単になっていますね。これもまあ、商売とすれば当たり前なんですかね。ユーザーは置いてけぼりですが。
その後、お役所での確認にも時間がかかり、結局、新NISA口座の移管手続きだけで1か月ちょいかかることになりました。
さて、ようやくSBI証券に新NISA口座がめでたく開かれました。
しかし、さっそく積み立ての設定するぞーと意気込んだものの、どうも様子がおかしい。
ホームページから積み立ての設定だけじゃなく、買い付けすることも出来ない。
そうなんです。10月から12月の間に証券会社の変更を行った場合、翌年分の金融機関を変更することになるらしいんです。
つまり今回の場合、今年2024年は新しい証券会社では買い付けができないということです。
元の証券会社(ここではマネックス証券)では今年の間、買い付けをすることはできるそうですが、新NISAの枠が二つの証券会社にまたがってるのがすっきりしなくて、積み立て開始は来年からにすることにしました。
もちろん投資の本来の目的からすると、早く投資することが重要なのは分かってはいるんですが、後々の資産の確認とか面倒なりそうで、分けて管理することは避けました。
ということで、2つ目の失敗は、安易に証券口座を変更したために、新NISAへの投資の開始時期が2025年にずれてしまったということでした。
口座の移管なんていう作業はそうそうすることが無いとは思いますが、かなり手間と時間がかかることになりますので、もしお考えの方がおられましたら、お気を付けてください。
ではでは。
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