こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
悪戦苦闘しながら投資や副業に取り組む過程や、それらに関連する書籍やガジェットを紹介、発信しています。
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世間ではお盆休みの真っ最中ですね。
大企業だと8/7から8/17までの9連休になるようで、海外に行っておられる方も多いのではないでしょうか。
いつものように道路や鉄道は渋滞が発生しているみたいですが、休みが長い分、ある程度分散されているんでしょうか。
テレビのニュースで新幹線が大混雑ですという映像を流していましたが、思っていたのより人が少なく感じました。
インバウンドで日本に来られる方たちも、お盆を避けたりしてるんでしょうかね?
ちなみに私のところでは、盆明けにちょっとだけ旅行に行く予定です。
混んでないといいなぁ。
それでは今日の本題へ。
シンプルな資産運用方法の解説書
この本から得た教訓:
やっぱりインデックスファンドに積み立て、入金して置いておくのが一番。
非常にシンプルでこれだけやっとけば十分という投資方法の解説書です。
驚くべきことに、本の最初の2ページで、筆者の言いたいことが完結しています。
大抵の本は、長々と前提条件や筆者の生い立ちなんかが書かれていて、後ろの方に小分けで重要なことが書かれています。
なので途中でめんどくさくなってパラパラと流し読みしてしまうことも多々あるのではないでしょうか?
もちろん本として売るわけですから、数ページで終わって良い訳はありません。
だから回りくどく同じこと違う言い方で、繰り返す必要があるんですが、この本はその当たりを割り切って、最初に結論から述べてくれています。
3章仕立てになっており、
1章 結論
2章 理論
3章 Q&A
と言った具合に本当にシンプルです。
おそらく1章の結論だけなら15分ほどで読めるのではないでしょうか。
しかもそれだけで資産運用が完結してしまいます。
1章:結論編
1章はシンプル過ぎて説明するまでもないので、ぜひ実際に読んでみてください。
付け加えを含めても20ページほどで終わります。
筆者いわく、
「この方針をちゃんと守っていれば、資産運用にかかる時間は、1年に30分ほどのはずです」
一日じゃなくて、一年ですよ。一年!
インデックス投資を行うメリットの一つに、「忙しいサラリーマンでもすぐにできる」というものがあります。
個別株投資のように、この会社の現在の業績がどうたらで、将来性がなんたらで、今の株価が割高だから、、、、なんて考える時間は一般のサラリーマンには無いと思います。
だからこそのインデックス投資ですよね。
2章:理論編
理論編は少し深堀りされていて、若干数学や統計の知識があったほうが分かりやすいかもしれません。
この章の最初にこう書かれています。
「資産運用で大事なことは、余計なことをしないこと」
これ、本当に大事です。
「株価が上がっているからこうしよう」「下がっているからああしよう」「これからはこの株が上がるはず」「暗号資産の方が儲かる」
こんなことに惑わされてはいけません。
こういった考え方にならないように、2章の理論編では基本的な考え方を紹介してくれています。
興味がある方はチャレンジしてみてください。
3章:Q&A編
そうは言っても、色々手を出したくなったり、悩んだりする方も多いでしょう。
そのために、具体的な疑問点や、質問をQ&A方式で解説してくれています。
特に「リスク」という考え方は、一般に想像されるリスクと違うということが詳しく説明されています。
普段の会話で使われているリスクというのは、下方向のブレのみを考慮していることが多いと思いますが、投資や株の正解でのリスクとは上方向へのブレも入っているということに気を付ける必要があります。
また、ドルコスト法の考え方についても、多くの方にとっては、目から鱗が落ちる考え方になっていると思いますので、一読の価値があると思います。
まとめ:忙しい人にほど読んでほしい一冊
なぜインデックスが良いのか、高配当株じゃダメなのか、レバレッジをかけたほうがいいんじゃないか?などなど、投資には多くの疑問が湧いてきます。
やればやるほど、深みにハマっていく感じですね。
これらの疑問の多くに答えてくれる良い教科書だと感じました。
初心者向けと思われますが、一周回って頭がカオスになっているベテランにぜひ読んでほしい一冊です。
興味のある方はご一読を。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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