こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
悪戦苦闘しながら投資や副業に取り組む過程や、それらに関連する書籍やガジェットを紹介、発信しています。
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本日 7/30の朝8:30頃にカムチャッカ半島付近で地震があったようです。
規模がマグニチュード8.7ということで、かなり大きな地震のようです。
2024年の正月に発生した石川県の地震が、マグニチュード7.6で震度が7だったので、それよりも規模が大きいようです。
カムチャッカ半島って、北海道の北の方だとは理解していたのですが、思いの外遠いところだったようで、北海道から1200kmほど離れているようです。
日本では地震の直接的な被害はないとは思いますが、津波の警報が出ていますので、沿岸には近づかないようにしましょう。
カムチャッカ半島にどれくらいの人が住んでいるかは知らないのですが、大きな被害が出ないことを祈ります。
では、本日の本題です。
S&P500が非常に順調ですね
怖いくらいに順調です。
連騰というわけではありませんが、徐々にゆっくりと上っていますので、心の安定感が違います。

トランプ関税のニュースで5000ポイントぐらいまで下がりましたが、そこから力強く上がり続けています。
少し前までは、6200まで回復するかどうか?などと言われていましたが、あっという間に6300を超えてきています。
もちろん、このまま上昇するとは思えませんし、また大きな下落が待っているかもしれませんが、S&P500の底力のようなものを見せつけられた感じです。
年初一括投資と積立投資、どちらが資産は増えるの?
投資信託への入金に関して、年初一括の方が増えるのか、毎月積み立ての方が増えるのかということが話題にのぼります。
理論的には、年初に一括投資をするほうが増える確率は高いと言う結果が出ています。
一括投資は、まとまった資金を最初から全額運用に回すため、市場が長期的に右肩上がりなのであればその分リターンも大きくなりやすいです。
つまり「できるだけ多くの金額を長い期間市場においておく」という格言通りの結果になります。
一方で、1年の半分を過ぎた時点での、2025年のわたしの投資結果からは、逆の結果が出ています。

特定預かりのほうが年初に一括で購入したもので、NISA枠の成長預かりが毎月の積立投資になります。
投入した金額が違いますので、青枠で囲んだ評価損益のパーセンテージを見てください。
一括投資をした特定預かりの方は+2.66%なのに対し、毎月の積立をしてるNISA成長枠では+9.77%となっています。
毎月の積立投資が年初一括投資に勝てる時ってどんなとき?
「一括投資をするほうが積立投資より増える確率は高い」というのが一般論ですが、なぜ2025年の前半は、積立投資のほうが効率が良かったのでしょうか?
今回のS&P500では、その値動きが大きな要因となっています。
S&P500の年初からのチャートを見るとよくわかります。

このチャートを見ると、2月頃からトランプ関税の影響でグイグイ下がってきています。
一括投資をした場合、この下がっている期間はマイナスの評価となっている状態です。
(6000ポイントで買ったものが5000ポイントぐらいまで下がったので当然ですね)
一方で、毎月の積立投資をしていると、3月、4月、5月ぐらいまでは、年初の値段より安く買うことができています。特に4月だと5000ポイントぐらいで買った方もおられるのではないでしょうか?
つまり、「タイミングよく安く買えたので、大きく増えた」というわけです。
でも12月になると逆転するかもしれない
そうすると、毎月積み立てするほうが資産は増えやすいのか?というとそうではありません。
やはり最初に述べたように、理論的には年初に一括投資をするほうが増える確率は高いと言えます。
一番わかりやすい理由としては、毎月積み立てを行っているということは、12月にも積立するわけです。
その時の購入金額は、12月時点でのS&P500の金額になりますので、12月末時点において大きく増える可能性は低いと思われます。
したがってS&P500の基準価格が上がっていく場合、1月時点で多くの資金を投入しておいたほうがトタルの資産は増えることになります。
では積立のメリットはなにか?というと、以下のようなことが上げられます。
1.精神的な負担が少ない: 短期的な市場の変動に一喜一憂しにくく、淡々と投資を続けやすいというメ
リットがあります。
2.少額から始めやすい: 毎月少額から投資を始められるため、まとまった資金がなくても資産形成を始
められます。
3.投資タイミングの見極めが不要: 自動的に買い付けが行われるため、投資タイミングに悩む必要があ
りません。
4.ドルコスト平均法の恩恵: 定期的に一定額を投資することで、価格が高いときには少ない口数を、価
格が安いときには多くの口数を購入することになります。これにより、長期的に見ると購入単価が
平準化され、高値掴みのリスクを軽減できます。
現時点で多くの資金を持っている人は別として、やはり毎月少しづつ積み立てることが現実的だと思いますし、一時的に大きくS&P500の価格が下がったとしても、大きなダメージを受けないというところもメリットだと思います。
まとめ:ゆっくり、焦らず、確実に
私も2025年1月に特定口座でS&P500を一括で購入しましたが、すぐにdeepSeekショックで下げ、更にトランプ関税で大きく下げたため、7月になるまでマイナスのままでした。
資産のマイナス状態が続いているときの精神状態は、やはり気持ちの良いものではなく、人によっては下がっているタイミングで売ってしまいたくなることもあるのかもしれません。
そんな事態を避けるためにも、少しづつ積み立てることが、少ないリスクで資産を増やす方法だと思います。
ウォーレン・バフェットさんの名言に、
「短期間に急いで金持ちになろうとしてはいけない。 それよりも金持ちであり続けることのほうが重要だ」というものがあります。
無理をせずゆっくりと資産を増やしていきましょう。
それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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