【暴落は】狼狽売りは厳禁!賢く乗り切るための3つの鉄則【チャンス?】

株式投資

直近のニュースでDeepSeekが話題になっていました。安価に短期間でChat GPTよりも賢いAIを作り上げたということのようです。

その内容は本当?もしそうなら今値上がりしているAI関連の株はどうなるのか?某国製は安心して使える?など投資家として気になる点は尽きないです。

そうなると必然的に「投資信託で積み立てているけど、最近暴落してて不安…」 「このまま持ち続けて大丈夫なの?損切りした方がいいのかな…」といった疑問が出てきますよね。

私を含めたそんな悩みをお持ちのあなたへ。

投資信託が暴落すると、誰でも不安になります。 しかし、絶対に狼狽売りは厳禁です!

この記事では、投資信託が暴落した時に、賢く乗り切るための3つの鉄則を解説します。 これを読めば、暴落をチャンスに変えるための考え方や具体的な行動が分かります。

ぜひ最後まで読んで、我々の資産を守り、増やしていきましょう!

なおこの記事の一番の目的は、「自分への戒め」です!

歴史を振り返ると、株式市場は暴落を繰り返しながらも長期的には成長してきました。例えば、リーマンショックやコロナショック後も市場は回復し、さらなる上昇を記録しています。

下のグラフは「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)」の直近1年のグラフです。
大きな話題になった8月頃の暴落がグラフでも明確にわかります。
直前に購入した方にとっては恐ろしい出来事だったと思います。

しかしながら新NISAを2024年から始めた方にとっては、一番下ったタイミングでも投資開始時より高いところで回復が始まっています。

「いやいや、それはたまたまここで止まったからであって、もっと下がっていたらどうするんだ?」
「過去のトレンドを見たからそう思うのであって、その時はまだ下がるかもしれないと思うだろ?」

もちろんおっしゃるとおりです。
株価が下がっている時にそんなに落ち着いていられるはずもありません。

そんなときには次のグラフを見て落ち着きましょう。

先ほどと同じくeMAXIS Slim 米国株式(S&P 500)の全期間のグラフです。
設定日からなので約6年間ぐらいの期間ですが、かなり凸凹しています。

しかしトータルでは右肩上がりです。
6年間で3倍ほどになっています。

もっと長いS&P500をインデックスとした投資信託をSBI証券で検索してみたところ、
「ブラックロック-iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド」
というものがありました。
設定日が2013年なので10年以上ですね。
こちらに関しても基本的には右肩上がりです。

もっと長期になると1980年ごろからのS&P指数の長期トレンドがありました。
ITバブル時とリーマンショック時に長期間にわたって下落傾向が続いていますが、2~3年ほどして回復傾向になっています。

いずれにしても、こちらも長期で見ると右肩上がりになっていることがわかります。

MOUNTAIN Co., Ltd.より引用

ここで最初の戒めに戻ります。

「絶対に狼狽売りは厳禁という基本です。

インデックス投資を行うときの前提に立ち返ってみると

  • 長期目線で見た場合、資本主義経済は成長すると考えている
  • 生活防衛資金を持っておき、その残りのお金を投資に使う
  • 15年以上の長期投資ではマイナスリターンになる確率は低い

だから売っちゃダメなんです。
含み損に耐えられず、焦って売ってしまうと、安く売って高く買うことになり、損失を確定させてしまいます。

もう一回言います。

「絶対に狼狽売りは厳禁

です。

投資信託が暴落すると、どうしても不安になってしまいます。 しかし、歴史を振り返ると、暴落は絶好の買い場になることが多いのです。

なぜなら、暴落時は優良な投資信託も割安に買えるチャンスだからです。 もちろん、一時的に含み損は増えますが、長期的に見れば必ずと言っていいほど市場は回復します。
(そういう前提の元にインデックス投資を行っていることを思い出しましょう)

実際に、過去の暴落時(リーマンショックやコロナショックなど)に追加で投資していた人は、その後大きな利益を得ています。

あくまでも「手持ちのお金に余裕があれば」という条件を満たす場合のみですが、大きく相場が下がった場合は買い増しをするという選択もあるかもしれません。

しかしながら毎月の積立をしながら更に追加で投資を行うなんてことは普通は無理ですよね。
そうすると毎月の積立を少なめにしておいて、その余裕資金を使って下がったタイミングで購入!
なんて考えてしまいますが、そもそもその程度の資金で大きく変化するとは思えません。
気持ち的には「やってやったぜ、俺は!」みたいになるかもしれませんが。

また、ここが下がったタイミングだ!と思って買増しても更に下がる可能性もあります。
こうなってしまうと泥沼にはまってしまって、投資なんてもう嫌だなんてことになりかねません。

あおっておいて申し訳ありませんが、やはりインデックス投資をすると決めたのなら

心配で眠れない投資をしてないけない

という「アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書」の教えを守るべきだと思います。

インデックス投資は暇が一番です。

一時的な下落は長期的な成長の一部

繰り返しになりますが、短期的な暴落は避けられませんし誰にも予想は出来ませんが、長期的に市場は成長を続けています。長期投資の視点を持ち、無の心で暴落を乗り切ることが重要です。

我々が購入しているのは個別株ではなく、詰め合わせの投資信託です。個々の会社のように倒産することも無ければ買収されて無くなってしまうこともありません。もし最悪の状態になってしまったとしても、運用会社が指数に対応した銘柄に入れ替えてくれます。

もしあなたに趣味があるなら、しばらくそちらに集中してみるのも悪くないかもしれません。

積立投資をしていることを思い出す

私もそうですが、多くの人は積立投資をしていると思います。暴落が起きたときにはこんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

心の声
心の声

「今月分はバーゲンセール価格で投資信託が買えたぜ」(ニヤリ)

積立投資を継続することで、価格が下がったこの時に多く購入でき、価格が上昇した時により利益を得られるメリットがあります。

先程の追加投資を無理してせずとも、定期的な積立投資でお得に買っていることになります。

株価の暴落は積立投資の栄養分になるんです。

株式市場の暴落は避けられない出来事ですが、正しい知識と戦略を持つことで冷静に対応し、資産を増やすチャンスに変えることができます。

感情に流されず市場を分析し、分散投資や積立投資を活用することで、長期的な成功につなげましょう。狼狽売りを避け、賢く資産を増やしていくために、今回紹介した3つの鉄則をぜひ実践していきましょう。

バイ・アンド・ホールドです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。

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