トリリオネア誕生のスペースX上場、過熱感をどう見るか

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こんにちは、Kei750です。

このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
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昨日は急に大雨となった関西地方です。

特に興味があるわけではないのですが、競馬のG1レースの直前に大雨となって、レース終了と同時に雨が止むというなかなかの波乱があったようです。
この時期は、外出時に折りたたみ傘を持っておくことをオススメします。

さて、そんな中、少しホッとするニュースが飛び込んできました。

米国とイランの戦闘終結に向けて、両国が「和平合意」に達したと、仲介役のパキスタンのシャリフ首相が発表しました。

正式な署名式は19日にスイスで行われる予定とのことですが、中東情勢を背景とした市場の不安要因がひとつ和らいだ形となり、安心した投資家の方も多いのではないでしょうか。

永久というわけではないのかもしれませんが、ズルズルと長引いた戦争が終わってくれて本当にありがたいです。

それでは、今日の本題に入りたいと思います。
以前から何回か取り上げている、スペースXの新規上場についてです。

スペースX上場、初日で時価総額2.1兆ドルへ

イーロン・マスク氏が率いる米宇宙企業スペースXが、12日にナスダック市場へ新規上場(IPO)しました。
IPO価格は1株135ドルでしたが、初日の終値は160.95ドルとなり、IPO価格を約19%上回る結果となりました。

IPOに当選した方はおめでとうございます。
一人あたりの当選数が最大5株ぐらいだったという情報が流れているので、IPOだけで大儲けをしたという個人の投資家は少ないのかもしれません。
それでも初日の終わりがプラスになったのは順調な滑り出しですね。

さて、この上場により時価総額は約2.1兆ドル(日本円で約336兆円)に達し、半導体大手のブロードコムを上回る規模となっています。
資金調達額も約750億ドル(約12兆円)と、2019年のサウジアラムコを上回り、過去最大のIPOとなりました。

そして今回最も話題になったのが、マスク氏の個人資産が1兆ドルを超え、史上初の「トリリオネア(1兆ドル長者)」になったという点です。
初めて聞く言葉です。
160兆円?日本の国家予算を超えていますが、これが個人の資産?
ちょっと何言ってるかわからない状態ですね。

これまでは「ビリオネア(10億ドル長者)」が資産家を表す代表的な言葉でしたが、今回はそれをさらに上回る、まさに規格外の規模感だと言えそうです。

日本国内でも需要が爆発、個人投資家が殺到

今回のIPOは、日本国内でも大きな話題となりました。複数の関係者によると、日本向けの販売額は当初3000億〜4000億円程度と想定されていましたが、実際には個人投資家を中心に1兆円を超える需要が集まったということです。

国内販売を担ったみずほ証券、楽天証券、SBI証券のうち、みずほ証券では6月上旬の口座開設申し込み件数が前年1年間の平均と比べて約4倍に増加し、スペースXに関する問い合わせもふだんの10倍超に膨らんだとのことです。

まさにお祭り騒ぎです。
中には1億円以上の購入を希望する投資家が1000件を超え、100億円以上を希望する投資家もいたそうです。
あるところにはいっぱいあるんですね、お金。

新NISAの普及で米国株投資が身近になったこと、そしてマスク氏やスペースXの知名度の高さが、こうした旺盛な需要につながったとみられています。

世界全体では2500億ドル(約40兆円)を超える需要が集まったとも報じられており、今回のIPOへの注目度の高さがうかがえます。

PSRで見る割高感、赤字企業ゆえの注意点

ここで一点、注意しておきたい材料があります。それは株価の割高感です。

通常、株価が割高か割安かを判断する際にはPER(株価収益率)が使われますが、スペースXは昨年、約49億ドルの最終赤字を計上しており、利益が出ていないためPERを計算することができません。

そこで使われるのがPSR(株価売上高倍率)という指標です。

これは時価総額を売上高で割ったもので、スペースXの場合、昨年の売上高(約187億ドル)を基に計算するとPSRは約110倍となります。

他の大型ハイテク株と比べても非常に高い水準であり、財務専門家からは、今年を「メガIPOの年」と位置づけ、低金利やAI企業への期待が生んだバブルのピークを示唆しているのではないか、という指摘も出ています。

ちなみにエヌビディアのPSRが20倍程度、ブロードコムで25倍程度です。
いかにスペースXのPSRが高いかがわかります。

期待感の高さは理解できますが、過熱感には注意が必要だと感じています。

指数組み入れの行方、ナスダック100とS&P500

もう一点、長期インデックス投資家として気になるのは、主要な株価指数への組み入れのタイミングです。

スペースXは、ナスダック100指数については、新たな迅速採用ルールにより、1カ月程度で組み入れられる可能性があるとされています。

一方でS&P500については、組み入れのハードルが下がるかもしれないとのニュースもありましたが、変わらなったようです。
直近の四半期および過去4四半期累計で利益が出ていることが組み入れの条件という点が変更されず、大幅な最終赤字を計上している現状を踏まえると、すぐに組み入れられる可能性は低いと考えられます。

つまり、私たちがメインで積立を続けているS&P500やオールカントリーのインデックスファンドへの直接的な影響は、今のところ限定的だと言えそうです。

まとめ:長期投資家としての向き合い方

今回のスペースX上場は、規模・注目度ともに歴史的な出来事であり、これからもニュースで取り上げられる機会が多いと思います。

ただ、PSRで見た割高感や、赤字が続いている財務状況を考えると、一般人の我々には、この株価が今後どう動くのかを読むことはできません。

長期インデックス投資を主軸とする私たちにとっては、こうした話題はあくまで市場の温度感を知るための材料として受け止め、淡々と積立を継続することが大切だと考えています。

市場全体が上向きに動いていくことは大歓迎です。

将来的にスペースXが収益基盤を整え、各指数に組み入れられる日が来れば、その時には私たちのインデックスファンドにも自然と反映されることになります。

ぼーっとしていても勝手にやってくれます。
それがインデックスの大きなメリットですね。

それでは今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。

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