こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
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とうとう突破しましたね。ヤッター!
S&P500が終値で7000ポイントを超えました。
前日比+0.80%、7022.95ポイントです。
アメリカ・イスラエルとイランの戦争で下落していた株式市場ですが、停戦中とは言えまだまだ先行きが見えない中での最高値更新です。
主な要因は、停戦合意が更に2週間延長されたことにより、戦争終結に向けた交渉が引き続き行われるといった期待感のようです。

下落で苦しい思いをしていた方には朗報ですが、戦争は終結してはいないので、まだまだ予断は禁物です。
落ち着いて「バイ・アンド・ホールド」を検事していきましょう。
それでは本日の話題に移りたいと思います。
今日はイーロン・マスクが手掛けるテラファブ構想とX Moneyに関してどのようなものなのかを調べてみましょう。
マスクの動きが止まらない
イーロン・マスクの話題は止まることが無く続いていますね。
テラファブという半導体工場構想に、X Moneyという金融サービス。
「またマスクが何か言ってる」と思いつつも、今回ばかりは少し真剣に追いかけてみました。
イーロン・マスクはトランプさんと似た香ばしさを感じさせます。
しかし、同じように大風呂敷を広げるけれども、TACOではなくて最終的に形にしているという意味で、大きく違います。
イーロン・マスクはこの2つをバラバラに動かしているわけではなく、一本の太い線でつながった大きな絵を描いているように見えるのですが、みなさんはどう思うでしょうか?
テラファブ — 半導体を「自前調達」しようとする試み
まずテラファブから整理しましょう。
テスラ、スペースX、xAIにまたがる共同プロジェクトで、AIやロボット工学、宇宙分野向けの半導体を自社で製造しようという構想です。
最終的には年間1テラワット分のコンピューティング能力を生み出す規模を目指しており、これは現在の先端半導体産業全体に匹敵するレベルです。
TSMCやサムスン、マイクロンが生産を最大化しても需要に追いつかないというのがマスクの言い分で、「テラファブを作るか、半導体を確保できないかのどちらかだ」というわけです。
テキサス州オースティンで試験ラインを立ち上げ、インテルやスーパー・マイクロも参加を表明しています。
ただ、業界の見方は慎重です。
最先端工場1カ所の建設だけで数百億ドル規模の投資が必要であり、アナリストらは本格的な実現には数兆ドルの資本が必要と見積もっています。
テラファブが「実際の建設計画」なのか「現在のサプライヤーへの圧力装置」なのか、現時点では判断が難しいところです。
ただしテスラが製造現場の人材を積極採用している事実は、単なる口先だけの話ではないことを示しています。
X Money — 27年越しの設計図
一方のX Moneyも、決して突然の思いつきではありません。
マスクは1999年にX.comという金融サービスを立ち上げ、銀行口座・投資・保険・税務をひとつに統合する「スーパーアプリ」の構想を持っていました。
その後の合併でPayPalへと発展しましたが、マスクはCEOを外され、構想は棚上げされます。2017年にX.comのドメインをPayPalから買い戻したのは、その伏線でした。
今回のX Moneyは最大6%の預金金利、デビットカード、個人間送金、米国債アクセス、暗号資産統合、株取引まで含む総合金融サービスです。
高金利はあくまで「入口」であり、マスクの真の狙いは資金をXアプリの中に滞留させること。送金も投資も保険も、アプリの外に出る必要がない「X内経済圏」の構築です。
中国のWeChatがお手本のようです。
WeChatが成功できたのは、カード決済が未普及だった中国市場に一気に入り込めた背景があったからです。
しかし、米国にはすでにVenmo、Cash App、PayPal、Apple Payがひしめいています。
X Moneyはこれらと真正面からぶつかることになりますが、Xという2億人超のユーザーを抱えるプラットフォームを基盤にしている点は、他のフィンテック企業とは一線を画します。

ちなみにSNSのユーザー数を比較してみると、以下のようになります。
日本ではすたれ気味ですが、世界ではFacebookが圧倒してますね。
一方で、LINEは日本人割合の多さがずば抜けてます。
主要SNSユーザー数・日本人割合 比較表(2026年推計)
| プラットフォーム | 日本ユーザー数 | 世界ユーザー数 | 日本人の割合 |
| LINE | 約9,900万人 | 約2.0億人 | 約49.5% |
| YouTube | 約7,370万人 | 約25.1億人 | 約2.9% |
| X (旧Twitter) | 約6,800万人 | 約6.1億人 | 約11.1% |
| 約6,600万人 | 約20.4億人 | 約3.2% | |
| TikTok | 約4,200万人 | 約15.8億人 | 約2.7% |
| 約2,600万人 | 約31.0億人 | 約0.8% | |
| 約80万人 | 約13.4億人 | 約0.06% |
2つの構想が示す「マスク帝国」の設計
テラファブとX Moneyを並べると、マスクが描いている絵が見えてきます。
テラファブは「生産インフラの内製化」です。
AIロボット向け半導体、宇宙AI衛星向け半導体、自動運転向け半導体を外部依存せず自前で製造する体制を作る。
これが完成すれば、テスラ・スペースX・xAIは半導体サプライチェーンのリスクから切り離されます。
X Moneyは「決済・金融インフラの内製化」です。
広告収入に依存するSNSビジネスモデルから脱し、金融サービスで収益を上げながらユーザーをプラットフォームに縛り付ける。
つまり2つはどちらも「外部依存の排除」という一貫したテーマで動いています。
半導体も金融も、自分のエコシステムの中に取り込んでしまおうというわけです。
実現可能性への懐疑論は根強く、特にテラファブは超大型の賭けです。
しかし方向性は一本の線でつながっており、どちらか一方でも軌道に乗れば、テクノロジー業界の地図は大きく変わるでしょう。
まとめ :「マスクの動き」を投資視点で捉えるなら
テクノロジーの行方を追いかけることは、デバイスの未来を考えることとつながっています。
テラファブが進むなら、AI半導体の供給構造は変化します。
X Moneyが普及するなら、スマートフォンの使い方そのものが変わるかもしれません。
マスクの構想が全部実現するとは思いませんし、リスクも相当あります。
X Moneyは利用規約や資金凍結リスクへの注意が必要です。
テラファブの資金規模は現実との乖離が大きい。
特に利用者目線で言うと、Xでお金の管理なんてしたくないですよね。
よくわからない理由でアカウントの凍結なんてされた日には、人生終了です。
それでも、こうした大きな流れを「ニュース」として消費するだけでなく、自分の日常やデバイス選択にどう影響するかを想像しながら追いかけると、テクノロジーはぐっと面白くなります。
この先のイーロン・マスクの動きに警戒しつつも期待したいです。
それでは今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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