【1ドル162円】歴史的円安で米国株はどうする?インデックス積立投資をやめてはいけない理由

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こんにちは、Kei750です。

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円安が止まらない。その背景を整理しよう

7月に入り、円相場が1ドル=162円台と約40年ぶりの水準まで進みました。

Trading Viewより引用

ニュースで報じられるたびに「また円安が進んだ」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
我々のような長期インデックス投資家にとっても、為替は無視できないテーマです。

今日は円安の背景を整理したうえで、S&P500などの米国株インデックスへの投資をどう考えるべきか、落ち着いて整理してみたいと思います。

円安の主な原因は「日米の金利差」です。

米国は高インフレ対応で政策金利を高い水準に維持しており、一方の日本銀行は追加利上げのペースが緩やかです。
米国金利は一時は徐々に下げていくと市場に織り込まれていましたが、予想以上の米国市場の堅調さから利上げ予想に変化してきました。

足元では日銀が年1.0%まで引き上げたものの、米国の3.5〜3.75%との格差は依然として大きく、高金利のドルを買い・低金利の円を売る流れが続いています。

さらに、緩和的な財政スタンスを維持する政権の姿勢が、日銀の利上げペースを抑制するとの観測につながっており、これも円売り材料になっています。

加えて、新NISAをきっかけとした個人投資家による海外株ファンドへの資金流出も、構造的な円売り圧力として働いています。

円安は米国株投資にとって「追い風」だった

円安局面において、S&P500などのドル建て資産を保有していた投資家は、資産価値の恩恵を二重に受けてきました。

米国株そのものの値上がりに加え、円安による為替差益が上乗せされるためです。

たとえば、1ドル=130円のときに買った米国株ファンドは、160円台になった今、それだけで約20%以上の為替差益が乗っていることになります。

これはドル建てで積立を続けてきた長期投資家にとって、円安は確かに資産を膨らませてくれた側面があります。

円高に転じたらどうなるか

当然ながら、為替は常に動きます。

一方向に動き続けることはなく、いつか円高方向に振れる局面も来るかもしれません。

日銀が利上げを加速させたり、米国の景気が鈍化して利下げ観測が強まれば、日米金利差は縮小し、円高・ドル安に振れる可能性があります。

その場合、ドル建て資産の円換算評価額は下がります。

仮に1ドル=160円から120円へ円高が進めば、単純計算で25%の評価額減少になります。
米国株そのものが同じ水準でも、円換算では大きく目減りする計算です。

この「為替リスク」は、海外資産に投資する以上、避けられないリスクのひとつです。

それでも積立継続が合理的な理由

では、円高リスクを考えると米国株への積立をやめるべきでしょうか。

長期投資家としての我々の考えは「そうではない」です。

理由はシンプルで、相場も為替も正確に予測できる人間は存在しないからです。
一般人である我々には、円高・円安のタイミングを読んで最適に売買することは現実的ではありません。

長期の積立投資では、円安のときも円高のときも一定額を購入し続けることで、平均取得コストが平準化されます(ドルコスト平均法)。

為替が円高に振れた局面では、同じ積立額でより多くの口数を購入できるメリットもあります。

歴史的に見ても、米国経済は長期にわたって成長を続けており、一時的な円高局面があったとしても、積立を継続した投資家は最終的に報われてきたデータが多くあります。

食料品やエネルギー価格が高止まりするなか、手元の生活費については支出を見直しつつ、長期の資産形成は淡々と継続するというバランスが現実的な対応といえます。

Trading Viewより引用

S&P500はこの16年で10倍近く成長しています。
一方でドル円はこの16年で2倍ぐらい円安に動いています。

このこと自体は両方とも資産が増える方向です。

一方でこのドル円が逆に半分の80円程度まで上がったとしましょう。
米国株投資には逆風となります。

しかし、S&P500が10倍に成長していることに変わりはありませんので、投資が無駄になったということはありません。

つまり為替リスクがあるから投資を止めておこうというのは理屈に合いません。

今できることを、冷静に続ける

162円という水準が40年ぶりであるというニュースは、確かに大きな変化を感じさせます。

しかし、長期インデックス投資家にとって重要なのは「今この瞬間の為替水準」ではなく、「10年・20年という時間軸で積立を続けられるか」という一点です。

為替が気になって積立を止めてしまうことが、最も避けたいシナリオです。

円安でも円高でも、毎月の積立を淡々と続けることが、長期的な資産形成の王道です。感情に振り回されず、自分の積立ルールを守り続けること。
一般人の我々にできることは、結局そこに尽きるのかもしれません。

それでは今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。

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