こんにちは、Kei750です。
このブログでは退職をきっかけに、サイドFIREを目指すことを決めたおっさんが、
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今日のニュースで7~9月の電気とガスに補助が出るという話が流れていました。
3か月で一般家庭だと5000円程度の補助になるようです。
これは、昨年の3カ月の支援額約3300円を上回る金額になります。
お得になるというよりは、上がる予定の電気代をチャラにするだけなので、諸手を上げてというわけにはいきませんけれども、一時的とは言え、サポートしてもらえるのはありがたいですね。
夏のエアコンは「我慢して過ごす」というレベルではなくなってきているので、無理に節電に励みすぎないように気をつけたいところです。
というわけで、本日の話題に移りたいと思います。
「電気代、また上がった?」今こそ真剣に考えたい電力コスト
最近、電気料金の請求書を見て思わずため息をついた、という方も多いのではないでしょうか。
2024年以降、中東情勢の緊張を背景に原油や天然ガスの価格が高止まりしており、日本の電気代にもその影響が直撃しています。
日本は発電に必要な燃料(LNGや石炭)のほぼ全量を海外から輸入しているため、国際情勢の悪化や円安が進むたびに、家庭の電気代がじわりじわりと押し上げられる構造になっています。
先ほども述べましたが、政府は一時的な補助金(電気代補助)を出していますが、これはあくまで経過措置です。
補助が終われば請求額は元に戻る、あるいはそれ以上になる可能性があります。
「国の施策に期待しながら、自分でもできる対策を講じていく」という姿勢が、これからの時代には求められています。
この記事では、世界と日本の電気代の現状をおさらいした上で、「節電」「新電力への乗り換え」という身近なところから、今後注目を集めている「自家発電(ベランダソーラー)」まで、段階的に取り組める電力コスト削減の選択肢を整理してみました。
日本の電気代は高い?世界と比較してみると…
まず、日本の電気代が世界的にどのような水準にあるのかを確認しておきましょう。
| 料金レベル | 主な国 | 1kWhあたり | 背景・特徴 |
| 超高額 | ドイツ・デンマーク・イタリア | 約50〜70円 | 再エネ賦課金+ガス高騰の影響大 |
| 中位〜やや高め | 日本・イギリス・フランス | 約30〜40円 | 日本は資源輸入依存で円安リスク |
| 格安 | アメリカ・カナダ・韓国 | 約15〜25円 | 資源大国または政策的価格抑制 |
こうしてみると、日本は「格安グループ」であるアメリカや韓国と比べると割高ですが、欧州ほど極端ではない、という立ち位置です。
アメリカやカナダが安い理由は単純で、自国でシェールガスや水力電源を豊富に持つ「資源大国」だからです。
一方の日本は、エネルギー自給率が約12%という資源小国。輸入する燃料の価格と為替レートに、電気代が直接左右されてしまいます。
再生エネルギーに舵を切りすぎて迷走している「ドイツやデンマークよりはマシ」かもしれませんが、安心しているわけにもいきません。
今後、日本の電気代が大幅に下がる構造的な要因は、残念ながら見当たりません。そこで、まず手軽にできることから始めていきましょう。
「こまめに消す」節電の効果は?正直に計算してみた
「節電しよう」と意識したとき、まず思い浮かぶのが「照明を消す」「テレビを消す」といった行動です。
実際のところ、どのくらいの節電になるのでしょうか。目安単価1kWh=31円(税込)で計算してみました。
(電力料金は「西低東高」の傾向があります。原子力発電所の再稼働状況の影響ですね)
| 家電の種類 | 消費電力 | 1時間の節電額 | 年間5時間換算 |
| LEDシーリングライト(〜8畳) | 約30〜40W | 約0.9〜1.2円 | 約500〜650円 |
| 蛍光灯シーリングライト | 約70〜80W | 約2.2〜2.5円 | 約1,200〜1,350円 |
| 50インチ液晶TV(省エネ) | 約50〜70W | 約1.5〜2.2円 | 約800〜1,200円 |
| 50インチ液晶TV(標準) | 約100〜130W | 約3.1〜4.0円 | 約1,700〜2,200円 |
| 50インチ有機EL TV | 約140〜150W | 約4.3〜4.7円 | 約2,350〜2,560円 |
一回ごとに見ると「数円か…」と感じるかもしれませんが、年間に換算すると話が変わってきます。
たとえば、リビングの古い蛍光灯シーリングライトを毎日5時間消し忘れていたとすると、年間で約1,200〜1,350円の損失。
これがまだ蛍光灯を使っているご家庭なら、まずLEDへの交換が最もコストパフォーマンスの高い「節電投資」になります。
いきなり全部交換するのではなく、切れたらLEDへぐらいの気持ちで。
また、50インチの液晶テレビを「なんとなく」つけっぱなしにする時間が毎日5時間あるとすると、年間で2,000円前後が無駄になっています。
知らなかったんですが、有機ELテレビは昨今の省エネ型の液晶より消費電力が多く、電気代が2倍以上かかるみたいです。
省エネのために買い替えるというのは本末転倒ですが、テレビの買い換えを検討している方は、頭にとどめておいてもいいかもしれません。
「どうせたいした金額じゃない」と思いがちですが、こういう習慣の積み重ねが家計を少しずつ蝕んでいるのも事実です。
最初は面倒に感じたり忘れたりすることも多々ありますが、慣れれば自然とできるようになります。
節電に関しては会社勤めをしていた頃から口酸っぱく言われていましたので、必要のない明かりを消したり、見ていないテレビを消したりといった簡単に出来る事は今でもおこなっています。

節電で削れる金額は確かに限られています。毎月の電気代を数千円単位で変えるには、次のステップ——電力会社の見直し——が有効です。
新電力へ乗り換えは今もお得?関西電力と上位5プランを比較
電力自由化以降、関西エリアでも選択肢が広がりました。
ただ、一時期のように「新電力なら何でも安い」という状況ではなくなっているようです。
各プランの特徴をしっかり把握した上で、自分の生活スタイルに合った会社を選ぶことが大切です。
| 電力会社・プラン | 基本料金 | 電力量料金(1kWh) | 特徴・注意点 |
| 関西電力(従量電灯A) | 約522円 | 20.2〜29.9円(3段階) | 燃調費に上限あり。安定の基準プラン |
| オクトパスエナジー(シンプルオクトパス) | 0円 | 20円台後半〜30円台前半(固定) | 12ヶ月限定。燃調費ゼロで高騰リスクなし |
| シン・エナジー(生活フィット) | 約433円 | 時間帯別で変動(昼or夜が割安) | 在宅ワーク・夜型世帯にお得 |
| Looopでんき(スマートタイム) | 0円 | 市場連動(30分ごとに変動) | 安い時間を狙える一方、高騰リスクあり |
| eo電気(スタンダード) | 約522円 | 関電とほぼ同等 | eo光ユーザーはセット割でトータル安 |
特に注目したいのが、オクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」です。基本料金ゼロ、燃料費調整額(燃調費)もゼロという、一見「無敵」に見えるプランですが、ポイントが3つあります。
一つ目は「12ヶ月限定」であること。1年後に自動で通常プランへ切り替わるため、1年後の見直しが必要です。
二つ目は、燃調費がマイナス(=割引)になる時期は恩恵を受けられないこと。
三つ目は、単価自体が関電の1段階目(約20.2円)より高めに設定されているため、電気をほとんど使わない単身世帯では割安感が薄れるケースがある点です。
一方、市場連動型のLooopでんきは「電気が余る昼間に極端に安くなる」という特性を持ちます。
在宅時間が長い方や、後述するポータブル電源への充電タイミングを工夫できる方には、面白い選択肢です。
ただし、寒波や猛暑など需給が逼迫したときに単価が急騰するリスクも忘れずに。
上記い加えて、一番大事なのは新電力選びの鉄則は「倒産リスクの低い知名度ある会社を選ぶ」ということです。
実は、電力自由化で登場した新電力会社のうち、なんと約3割(200社以上)がすでに倒産や撤退、事業統合などに追い込まれています。
万が一、契約している新電力が倒産してもすぐに電気が止まるわけではありません(セーフティネットがあります)。
しかし、強制的に他社への乗り換え手続きを迫られたり、選択肢がなくて結局高いプランに戻らざるを得なくなったりするリスクが常に隣り合わせなのです。
リスクも頭に入れておいて、電力会社を選ぶようにしましょう。
補助金頼みからの卒業——次の一手は「自家発電」という選択
ここまでの内容を整理してみましょう。
まず「節電」は、習慣の見直しとして無理なく続けられるものの、削減できる金額は月数百円〜千円程度。大きな効果を求めるには限界があります。
次に「新電力への乗り換え」は、プランを慎重に選べばランニングコストを下げる有効な手段です。
ただし、市場高騰リスクや事業者撤退リスクは常に念頭に置いておく必要があります。
そして、私が次のステップとして調べ始めているのが「ベランダソーラー+ポータブル電源」による自家発電です。
小規模なソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせた独立型のシステムなら、電力会社の送電網とは一切接続しないため、法律上の心配もありません。
電気代高騰の波に左右されない「自前の電力」を持つという発想です。
これは、以前お伝えした将来的に田舎に移住するというプランの準備でもあります。
このブログでは、今後この自家発電テーマについても、実際の製品比較や導入コストの現実、関西の日照環境を踏まえた試算なども含めて、おっさん目線でしっかり調べてお届けしていく予定です。
もちろん本格的な太陽光発電となると費用対効果の面や現在のようなマンション住まいには厳しいと言った障害もありますので、「可能な範囲で」といった感じにはなると思いますが。
「電気代の値上がり」という外部要因に振り回されるのではなく、できることから一つずつ手を打っていく——そういう姿勢が、長い目で見た生活防衛になるのではないでしょうか。
それでは今日のところはこのあたりで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた。
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